DLBCL

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大細胞型B細胞リンパ腫の治療終了時におけるPhasED-Seqを用いたctDNA-MRDの予後予測能

大細胞型B細胞リンパ腫の治療終結時において、超高感度なPhasED-Seqを用いたctDNA-MRD測定がPET-CTの限界を補完する予後予測能を有することを概説する。MRD評価がPET-CTの偽陽性を除外し、再発リスクの高い症例を正確に抽出する臨床的有用性を提示している。
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晩期再発DLBCLに対するR-CHOP様療法による再治療:高齢・虚弱症例における有効性と5年以上の寛解維持の可能性

診断から2年以上経過して再発したDLBCL(晩期再発)に対し、初期治療で用いたR-CHOP様療法を再投与する有効性と安全性を概説する。特に5年以上経過して再発した高齢・虚弱症例において、強力な救援療法を回避しつつ長期的な疾患制御をもたらし得る現実的な治療選択肢としての可能性を提示している。
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R-CHOP後に完全寛解を得た高リスクDLBCLに対するアテゾリズマブ地固め療法の第2相試験(HOVON 151)

R-CHOP療法後に完全寛解を得た高リスクDLBCL患者を対象に、アテゾリズマブ地固め療法の有効性を検証した第2相試験の結果を概説する。本療法は目標とする2年無病生存率を達成し、対照群比較でも有意な生存ベネフィットを示しており、再発抑制に向けた新たな治療戦略としての可能性が示唆された。
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中枢神経系リンパ腫におけるCD19-CAR T細胞療法後の腫瘍炎症関連神経毒性(TIAN)の予後予測因子と臨床的特徴

中枢神経系リンパ腫に対するCD19-CAR T細胞療法後に生じる腫瘍炎症関連神経毒性(TIAN)の臨床的特徴と予後的意義を後方視的に解析した研究である。TIANは腫瘍体積と強く関連し、発症例では良好な腫瘍反応性および生存期間延長が示された。
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移植非適応の再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫におけるモスネツズマブとポラツズマブ ベドチン併用療法の優越性:第III相SUNMO試験

移植不適応の再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫において、モスネツズマブとポラツズマブ ベドチンの併用療法が、標準治療R-GemOxに対して無増悪生存期間と奏効率で明確な優越性を示した。外来で完結する固定期間治療として、化学療法に依存しない新たな治療選択肢を提示している。
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再発・難治性DLBCLに対するタファシタマブ・レナリドミド併用療法:スペインGELTAMOによるリアルワールド解析

第2相L-MIND試験の基準に適合しない再発・難治性DLBCL患者を多数含む集団において、タファシタマブ・レナリドミド併用療法の有効性と安全性を実臨床データで検証した後方視的解析である。患者選択とレナリドミドの用量強度維持が奏効の持続や生存転帰に密接に関連することを示している。
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再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するCD3/CD20二重特異性抗体のリアルワールドでの治療成績とCD20発現の意義

米国におけるCD3/CD20二重特異性抗体エプコリタマブおよびグロフィタマブの最大規模リアルワールド解析であり、治験不適格例を含む集団における有効性と安全性を示した。特に治療前後のCD20発現低下が明確な予後不良因子であることを示し、実臨床における再生検と抗原評価の重要性を明らかにしている。
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75歳以上の高齢者未治療びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するザヌブルチニブ、リツキシマブ、レナリドミド併用療法の有効性と安全性を評価する第2相試験

標準的化学療法に不耐容な75歳以上の未治療DLBCL患者を対象に、ザヌブルチニブ・リツキシマブ・レナリドミド併用(ZR2)が高い完全奏効率と良好な生存成績を示した第2相試験である。治療効果が腫瘍遺伝子異常よりも腫瘍微小環境、とくにcDC1活性化やT細胞免疫記憶と関連していた点は、高齢者DLBCL治療の新たな治療概念を示唆する。